輪島市鳳至町 (平成21年5月5日)
東経136度53分59.39秒、北緯37度23分53.03秒に鎮座。
この神社は、輪島港の西、鳳来山麓に鎮座しております。
御祭神：田心姫命
当社は輪島沖五十粁の舳倉島に鎮座する延喜式内の古社にして田心姫命を奉祀する。往古は舳倉権現とも称したと伝えられ、他に蛭子社・琴平社・弁天社・祇園社・大和田社・無他社・神明社の七つの末社が鎮座する。
中世末期に筑前国鐘ヶ崎より渡来の海士又兵衛以下十数名が舳倉島にて漁業を営むようになってからは深く当社を尊崇し、故郷の宗像大社の信仰と相俟って産土神と仰ぐようになった。
近年漁業の近代化・多様化などにより、昭和五十年にこの地鳳来山麓に奥津比咩神社里宮を新築し、舳倉島・七つ島の神々の御分霊を勧請して、輪島における氏神信仰の拠点とした。
境内由緒書より。全文はこちら。
舳倉島は今でこそ定住者がいるが、嘗ては夏（6月-10月）の漁期のみ、対岸の輪島市海士町・鳳至町から漁民が移住してくる島だった為、ここに里宮を建立したようです。舳倉島へは一日一往復輪島港より船が出ています。
神社入り口と社号標
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石段
拝殿
拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
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(昭和50年(1975)1月再建) 神社の建立が昭和50年なのだが、舳倉島から持ってきたと言うことなのか？。
大伴家持の歌碑｢沖つ島 い行き渡りて 潜くちふ 鮑珠もが 包みて遺らむ｣
