白山神社

輪島市名舟町ト64乙 (平成21年7月14日)

東経137度1分25.2秒、北緯37度25分43秒に鎮座。

【神社情報・ナッキーさんより】
この神社は、輪島市から、249号線を東に12km程行くと名舟漁港と云う小さな港があり、その海中に鳥居が立っております。その鳥居の南側の高台に白山神社は鎮座しております。

御祭神 菊理媛神
由緒
創立年代不詳。もと名舟の産土神であった、奥津比盗_社の摂社と言われ、奥津比盗_社の遥拝所でもあったので、白山社というより奥津比盗_社と呼ばれていた。式内奥津比盗_社の鎮座地といわれる舳倉島は、七つ島と共に、もと名舟村に所属し、島にある奥津比盗_社を奥宮とし、当社を磯宮遥拝所として年々祭祀を行ってきた。永禄年間、筑前鐘ヶ崎より光浦に漂着したといわれる輪島の海士が、やがてこの島に移住、該社を崇敬して年々祭祀を行ってきた。明治34年地積変更によって舳倉島は輪島町の所管となり、以来、名舟は島とも神社とも縁が切れた形になった。当社は始め無格社であったが、昭和6年2月村社に列格。同時に神饌幣帛料共進神社に指定。例大祭の渡御に供奉する神事太鼓を御陣乗太鼓といい、県の無形文化財に指定されている。
石川県神社庁公式サイトより。

海中に立つ鳥居。この50km先の舳倉島に奥津比盗_社は鎮座しているようです。

左右に、奥津姫神社と白山神社の社号標

拝殿正面と御神木

拝殿前面

拝殿と本殿

本殿

御陣乗太鼓の由来。上杉謙信を退けた経緯が書かれています。そう云えば、上杉に燃やされたと云う寺は能登半島に沢山あります。義の人、越後の上杉謙信も、ここ能登では単なる侵略者だったようです。