須須神社奥宮

珠洲市狼煙町カ74 (平成21年7月15日)

東経137度19分59.58秒、北緯37度30分31.38秒に鎮座。

【神社情報・ナッキーさんより】
この神社は、能登半島の先端に近い狼煙町(のろしまち)にある山伏山山頂に鎮座しております。寺家にある須須神社(高座宮と金分宮)の奥宮と云われ、能登半島先端の、この山は航海の重要な目標となったようです。嘗ては、この山の中腹に大燈明堂が設けられ、夜ごと大神に献燈しており、この燈明堂が明治初年現在の禄剛崎灯台になったと云われいます。

御祭神 美穂須須見命・武甕槌命・経津主命
由緒
崇神天皇の御代の創建と伝え、古来より鈴ヶ嶽奧神社と号し、また、鈴奧大明神と称えられ山伏山(標高172メートル)の頂上に鎮座し、海上からの景観は山容優美にして、鈴を逆さにしたような神奈美の霊山で、北海航行の目標、漁だめの森、御神体山として崇拝され、平安中期には海上警戒の設備を置き、峰火が一度あがると郡家、国府そして京の都へ伝達されたと云われている。明治12年現在の社号に改称。平安時代の昔から修験者の往来をみるようになって、かつての嶽山、珠洲ヶ嶽が山伏山と呼ばれるに至ったのである。社叢はタブノキ、シイノキ、ヤブツバキ、アカガシを交えた照葉樹がうっそうと生い茂り、石川県指定天然記念物で植物学上注目すべき林相である。

参道入り口に立つ一の鳥居と社号標「式内須須神社奥宮」

参道

二の鳥居

参道

拝殿と狛犬

拝殿前の岡崎型狛犬

本殿

社叢