野々市市本町2-14-16 (平成26年10月19日)
東経136度37分16.61秒、北緯36度31分44.08秒に鎮座。
この神社は、北陸鉄道石川線・野々市工大前駅の東300m程の辺り、本町の街中に鎮座しております。
御祭神 応神天皇・天照大神・底筒男命・中筒男命・上筒男命・富樫忠頼
由緒
創立は寛弘6年富樫家国が邸内に祠堂を営み三柱の神像を安置したのに始まり、文治5年9月13日に富樫泰家が住吉三神を祀り併せて先祖忠頼の木像を奉斎して護国神社と称したと伝える。長享年間富樫家の滅亡のため社運が衰微したが、元和元年前田利常が調査の結果寛文9年宮田1500歩を附せられたという。明治初年村社に列し、同12年5月富樫郷住吉神社と改称し、大正3年6月19日無格社八幡社及び照日八幡神社の二社を合祀し布市神社と改称し、同4年11月6日神饌幣帛料供進神社に指定された。
石川県神社庁公式サイト より。
神社入口
一の鳥居
参道途中の逆立ち狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(年代不明) |
拝殿
拝殿内部
本殿覆屋
末社 | |
雨乞石(弁慶の力石
もとは旧西通(現本町四丁目)りの照日八幡神社にあったもので、江戸時代には日照りのとき、この石を担いで町内を廻ると、必ず雨が降ったことから雨乞石の名がつたといわれている。
源義経が奥州へ向かう途中、家来の弁慶が富樫氏の館に立ち寄って、余興にこの石を軽々と扱い遠くに放り投げたという伝説があり、この石が落ちたとされる若松町地内には、「チカライシ」の地名が残っている。