総社
七尾市古府町キ22(平成21年5月4日)
東経136度58分07.97秒、北緯37度01分11.46秒に鎮座。
この神社は七尾駅の南約2.1km、245号線に面して鎮座しています。入口の鳥居を潜り緩やかな左カーブを描く参道を進むと、突き当たりで参道は左に曲がり、「力石」や注連縄の巻かれた御神木を経て境内があります。社殿は境内の左側にあり、参道はまたまた左に90度曲がっています。総社らしい落ち着いた雰囲気の神社で、市文化財の額なども所有しているようですが、同じく市文化財の本殿が覆われて見えないのが残念でした。
御祭神:能登國式内四十三座神、建御名方神
祭礼日:春祭・4月18日、秋祭・10月18日
由緒:能登国内四十三座の神を祀るほか明治40年(1907)合祀した諏訪神社の建御名方神を祀る。旧社格は村社。能登国の総社である。
総社は平安中期から後期にかけ国司が管内の官社などの神霊を国衙に近い地に勧請して奉幣参拝の便をはかったのに起源するという。
社伝によれば往古大穴持命を奉祀したのに始まり 源・順が能登守のとき再建して能登国中の式内四十三座の神を勧請したという。
[能登国式内等旧社記]には「惣社矢田郷古府村鎮座。称惣社明神或云惣座宮。往古国府神拝之惣社也」とある。
寛永15年(1638)の三番叟図額 三十六歌仙額や同18年(1641)の絵馬額がある。
社号標
「能登國総社」 |
社頭 |
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入口に建つ台輪鳥居 |
鳥居に架かる額 |
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参道の様子 |
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境内右手に置かれた「力石」 |
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御神木 |
境内の様子 |
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拝殿 |
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拝殿に架かる額
「總社」 |
拝殿内の様子 |
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本殿鞘堂 |
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拝殿前から境内を振り返る |
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御神木