日面神社

七尾市中島町塩津サ1 (平成21年5月5日)

東経136度51分12.35秒、北緯37度04分45.53秒に鎮座。

この神社は、のと鉄道七尾線・笠師保駅の北西600m程の辺り、道が平野部を終ろうか、と言った辺りに鎮座しております。神社より祭りが有名なようで、教育委員会の説明は祭りのことばかりでした。

御祭神:正哉吾勝々速日天忍穂耳命・塩土翁

由緒:創立不詳であるが、指定村社である。
石川県神社庁公式サイトより。

中島町指定文化財
塩津のおすずみ祭り(無形民俗文化財)
 唐島・日面両社の祭列が夏の夜、海上で渡御を行う花火を合図に日面社で神事が行われた後、港へ向かい、次々に船に乗り込む。中心の御座船には、前部に太鼓・鉦が陣取り、その後に鈴を鳴らしながら神輿が乗り込む。
 唐島社では、遠くで鉦・太鼓の聞こえる中、日面社に少し遅れて神事が行われる。膨大な数の蓮の葉の灯明が次々と海に流される中を神輿・キリコを乗せた二隻の船が対岸を目指して進む。この灯は、日面神が唐島の神に逢うための道案内役とされる。両神が出会いを果たした後、両御座船二艘、キリコ船四艘は、かがり火の周りを大きく全速力で三周旋回し、揃って塩津側の海岸へ向かう。海に、蓮の灯明が流れ、長く延びたキリコの明かりが揺れ、巡る中、花火が次々に打ち上げられる。しばし、華やかさと神秘さが入り混じった光の宴が現出し、それに競うかのように、太鼓・鉦が鳴り渡る。船着場に着いた両神の行列は、揃って広場に向かい、太鼓の競演などで時を過ごす。両神が帰途につく途中、お旅所でも神事が行われる。
中島町教育委員会。原文はこちら。

神社入り口と社号標

拝殿

拝殿前の昭和岡崎型狛犬

(昭和14年(1939)9月建立)

拝殿内部と社額

本殿覆屋