自生稲荷大明神

小松市那谷町シ1番地外12筆合併地(平成24年6月3日)

東経136度25分26.87秒、北緯36度18分31.88秒に鎮座。

 この神社は高野山真言宗別格本山・那谷寺内に鎮座しています。社名「自生稲荷大明神」の「自生」は那谷寺の旧称「自主山厳屋寺」に由来しているようです。太古の海底噴火の跡といわれる「奇岩遊仙境」の、そそり立つ岩に絶妙な穴が穿たれた岸壁の上に神社は鎮座し、入口には 『岩場階段には景観のために手すりがありません。足腰に不安のある方や高齢者は天候不順の折には決して無理をしないでください。』という注意書きがある程の急な石段を上がっていくと、数基の鳥居上に、紅白のコントラストが綺麗な可愛い社殿が建立されています。

 御祭神は倉稲魂命と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等については案内がなく不明です。

那谷寺・奇岩遊仙境から見える神社遠景
参道入口
『岩場階段には景観のために手すりがありません。足腰に不安のある方や高齢者は天候不順の折には決して無理をしないでください。』
という注意書きがありました。
参道入口に立つ一の稲荷鳥居 鳥居に掛かる額
「自生稲荷大明神」
石段参道
二の稲荷鳥居
石段参道
三の稲荷鳥居
四の稲荷鳥居
社殿
社殿前の狭い境内から振り返ると、本当に恐ろしいように高低差のある石段です。