白山(しらやま)神社

小松市古府町ヌ87 (平成26年10月18日)

東経136度30分10.02秒、北緯36度24分27.92秒に鎮座。

この神社は、JR北陸本線・小松駅の東北東4km程の辺り、古府町の街中に鎮座しております。

御祭神 伊弉那岐神・伊弉那美神・菊理媛神・応神天皇・神功皇后・比淘蜷_

由緒
古府町は西部の「古浜」と東部の「国府」が明治8年(1875)に合併したのであるが、両集落は古い時代から深い関係にあった。古浜は梯川と鍋谷川の合流点で、水運の便がよく、船着場で物資の集散地として栄えた。国府は、弘仁14年(823)に加賀国が越前国から分かれて、独立の一国となったとき、その政庁が設けられて所である。
加賀国府の南にあった石部神社は、一名府南社とも呼ばれ、加賀国の総社であった。その近くに加賀一宮の白山権現の神霊を斎祀したのが、古浜白山神社であると伝えられている。従って当時は国府在庁官人の奉幣は絶えなかったという。その後当社は、この集落の鎮守の神として人々の深い尊崇をうけ、敬神の誠を捧げ奉仕されてきた。
また通称「天山」(古府町北32番地)の地に八幡社が祭られていた。承和8年(841)に加賀国勝興寺が国分寺にあてられたが、その国分寺の守護社として祭られたのが、この天山八幡社であろうと伝承されている。この社は大正14年(1925)5月15日に、白山社の地に移され合祀された。
昭和4年(1929)6月7日、白山社を白山神社と改称された。昭和5年(1930)9月17日に現在の社殿が造営され、盛大に慶賀の祭が行われた。
なお境内には、八幡社と不動堂から移された神明社の石祠があり、天照大神を祀る。
千有余年の古い歴史と伝統をもった当社の御神徳は、いよいよ高く、とこしえに町民の平和と繁栄を守り給うている。
境内由緒書き より。

由緒
元、白山社と称せられたが、昭和4年6月7日白山神社と改称。大正14年5月15日同村鎮座無格社八幡社を合祀。
石川県神社庁公式サイト より。

参道入口

神額

参道

参道途中の狛犬。拡大写真はこちら。
(凱旋紀念とあります。日清か日露か?)

拝殿

本殿覆屋


不動堂から移された神明社の石祠か