本折日吉(もとおりひよし)神社

小松市本折町1 (平成26年10月18日)

東経136度26分59.63秒、北緯36度23分43.55秒に鎮座。

この神社は、JR北陸本線・小松駅の南西700m程の辺り、本折町の街中に鎮座しております。

御祭神 大山咋神

由緒
当社の創始は非常に古く、往古より能美郡得橋郷、国府村(現今の古府町)府南山(後、舟見山)に鎮座され霊験があらたかで、国司(今の県知事)を始めとして夥しい崇敬者があつた安元年中鵜川涌泉寺の合戦が起り当社もその災害をうけ治承3年現在の地に遷座され、新たに祠殿を建立して、山王宮と称した。天正4年、若林長門が小松に城を築き、当社を特に尊崇し社殿を修理したが後年、柴田勝家の兵火にかかり殿宇の一半を失つたが、慶長年中、丹羽長重城主となるに及んで、当社を再興し神鏡、古刀等を奉納し、命じて本折八ケ町の産土神となした。寛永17年、加賀3代藩主前田利常養老として小松に入城せられ、その神徳を感仰せられ当社を祈祷所となし、且、本郡の総社と定め社地を賜い奉幣の儀を行い、毎年神輿の渡御には先ず城の大手前にて三州(加賀、能登、越中)の無事安泰と前田家の武運長久を祈るを例とせられた。亨保2年4月宣旨があつて、正一位の神階を賜つた。
明治8年、本折の郷という橋南一帯の広い地名をとり社名を本折日吉神社と改め、昭和12年県社に昇格されたのである。
石川県神社庁公式サイト より。

参道入口と一の鳥居

二の鳥居

参道

神猿

魔除け神猿

拝殿前の浪花狛犬。拡大写真はこちら。
(大正10年(1921)10月建立)

拝殿

安産守護の母子猿 猿田彦の神

本殿覆屋


弁財天

弁財天女の像

鳥居

社殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

社殿


大黒天

稲荷社

下照比梼ミ