北浅井神社

小松市北浅井町ろ9 (平成26年10月18日)

東経136度27分50.73秒、北緯36度23分09.50秒に鎮座。

この神社は、JR北陸本線・小松駅の南東1.5km程の辺り、北浅井町の街中に鎮座しております。

御祭神 応神天皇・神功皇后・比淘蜷_

由緒
当町の村建は、遠く二世紀頃の弥生時代後期から古墳時代にかけて、行われたようだ。このことは、町附近の多くの遺跡から推測することができる。そうして村づくりと共に、氏神をおまつりした。
本社の創祀について、明記されたものはないが、室町時代の応永年間(1394〜1428)に八幡社を祀ったと伝えられている。その後、村の発展につれて当町には、四つの社ができた。
南方に八幡社があった。旧社地の所でハの45番地である。明治13年(1880)8月に「北浅井神社」と改称した。主祭神は、応神天皇・神功皇后・比淘蜷_である。東方には金刀比羅社があり、明治13年(1880)8月に「東之神社」と改称した。大物主命・崇徳天皇をおまつりした。また南方出村の安宅港へ通ずる水路舟つき場の所に、「烽之神社」があった。一名カナドの神と呼び、天照大神をまつった。更に北方の通称本郷の森の所に、白山社があった。この社も明治13年(1880)に「北浅井白山神社」と改称した。伊弉諾尊・伊弉冉尊・菊理媛命がまつられていた。
これ等の各社は、明治39年(1906)8月に北浅井神社に合併された。同年39年(1906)12月には、神饌幣帛料供進神社に指定せられた。
近年、社頭前の県道は交通量が増大し、車の渋滞や危険をきたしたので、町民の熱意により現在地に移転新築することになった。昭和52年(1977)10月2日に、めでたく落成慶賀祭が盛大に行なわれた。
境内社として、町各所から集められた、不動堂・白山神社・烽之神社・南方にあった祠・お神明さま等をおまつりしている。
境内由緒書き より。

由緒
本社の創祀年代は明記を欠くが、応永年間に現存の社と伝えられ、初め八幡社と称したが、明治13年8月今の社名に改称。同39年8月北浅井白山神社・東之神社を合併。同年12月29日神饌幣帛料供進神社に指定。
石川県神社庁公式サイト より。

社頭

参道入口

参道

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(大正4年(1915)11月吉日建立)

本殿覆屋


末社