大領(だいりょう)神社

小松市大領町そ46 (令和6年4月15日)

東経136度27分15.18秒、北緯36度22分52.53秒に鎮座。

この神社は、小松駅の南1.8km程の辺り、大領町の街中に鎮座しております。

御祭神 

由緒
上代に、この地が越前国、江沼郡に属していた頃、郡司大領の役所があったので、大領の地名が発祥したと伝えられているが、その頃に、郡司館に祀られていた社が、氏神の祖であると言われてきた。
中世の頃には、中村との地境に接した西辺の旧社地に社があって、白山社とよんでいた。元は、村の南方に社があったとも伝えられているが、定かではない。
永年に亘り村では、災害や一件の火災もなく安らかであったのは、霊験のある氏神の守護によるものとして尊崇されてきた。
明治33年(1900)12月に、白山神社と改稱し、明治40年(1907)5月に浅井縄手の附近に祀られていた竹部島神社、村の東辺に社のあった小彦社を合祀して村社大領神社と改稱したのである。合祀した竹部島神社の由来については、花山天皇が退位されて、花山法皇となられ、この地へ参られた折に、法皇の御心によって祀られたと伝えられている。
祭神は、伊弉諾尊 伊弉冉尊 菊理媛命 市杵島比当ス 少彦名命である。昭和39年(1964)に現在地に、本殿、拝殿、社務所を造営して10月に遷宮式があった。その後社務所を改築して今日に至っている。
境内由緒書き より。

本社の創祀年代は明記を欠くが、往古此の地に本郡の大領が居住した時に守護神として勧請されたと伝えられる。始め西方に白山社、南方に竹部社、東方に少彦社があったが、明治33年に白山神社と称し、同40年竹部社・少彦社を合併して、大領神社と改称。昭和39年現在地に移転。同時に社殿改築。 石川県神社庁公式サイト より。

参道入口

社号標と一の鳥居

一体だけの玉乗り狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

二の鳥居

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和4年(1929)9月建立)

拝殿内部

本殿覆屋

本殿前の神殿狛犬


石祠

神馬