宿那彦神像石(すくなひこかみかたいし)神社
鹿島郡中能登町金丸よ1(平成21年5月4日)
東経136度50分29.68秒、北緯36度56分37.86秒に鎮座。
この神社は金丸駅の北東約450mに鎮座しています。道路に面した入口には社号標と鳥居が建ち、薄暗い杉の参道を通り抜けると、境内正面に妻入りの拝殿が建っています。拝殿後方、数段の石段を上がると狛犬が護る大きめの本殿が建ち、右側には旧社殿の様な建物が建っています。境内にはシャガの花が咲き、落ち着いた雰囲気の中に、何処と無く歴史が感じられる神社でした。
御祭神:少彦名命、健御名方命、中筒男命、大名持命
祭礼日:平国祭・3月20〜23日、例祭(勅使祭 麦まつり)・7月9日
由緒:神代の昔、祭神の少彦名命は大名持命とともに、能登国を巡行、多気倉長命と力をあわせて国土の平定開発に神功をたて遂にその霊を神石に留めて、金丸宮地の地に鎮まり給うた。
崇神天皇の朝、この神石を当社に奉安した。清和天皇、貞観2年6月9日桜井宿祢基継を勅使として当社に参向せしめ、位階正三位神地四丁余を賜い、官社に列せらる。醍醐天皇の朝、延喜式に国幣の小社としてその名をつらねる。
明治10年3月内務省より国幣中社気多神社の摂社とせられ、同13年 3月25日郷社に列し、同41年神饌幣帛供進神社に指定せらる。
祭神の中、建御名方命は鎌宮諏訪神社、中筒男命は住吉神社、大名持命は春日神社の祭神で、明治41年合併された。

社頭 |
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社号標 |
入口の明神鳥居 |
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参道の様子と鎮守の杜 |
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拝殿 |
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本殿 |
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境内右奥に建つ旧社殿? |
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境内斜面に咲くシャガの花 |
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