能登貴船神社

鹿島郡中能登町徳丸カ31(平成21年5月4日)

東経136度52分18.47秒、北緯36度57分45.62秒に鎮座。

 この神社は能登部駅の北約550mに鎮座しています。後方に能登守護職桃井氏の居城だった金丸城址があり、山を背にしてとても良いシチュエーションの神社なのですが、入口が分からず随分ウロウロした記憶があります。境内はやや狭く、駐車場になっており、社殿を撮すのにも車を撮さないようにするのに一苦労でした。境内左右に「城址館」「徳丸自警団」の建物が建っています。

 御祭神:弥都波能売神
 祭礼日:12月25日(あだけ祭)
 境内社:市姫神社(市杵嶋姫命)
 由緒:古くは貴船大明神と称し、守護畠山氏の勧請と伝え、御鎮座の記念樹を相生椨と称す。
 領主長氏も徳丸城を築くにあたり、深く当社を崇敬し、元禄、享保の頃は特に地方豪族の尊信を集めたという。享保7年及び明和4年に社殿修造。天明2年に拝殿再建。慶応2年に現社名に改称した。
 明治8年に村社に列格。
(「石川県神社庁公式サイト」より)
 12月25日の執り行われる「あだけ祭」は前夜に氏子たちが集まって薪や藁を山積みにして火を放つ篝火神事です。

参道入口
社号標 参道に建つ台輪鳥居
境内入口
境内にいる昭和10年生まれの岡崎現代型狛犬
(昭和10年(1935)8月建立)
拝殿
本殿覆い屋
境内社:市姫社
市姫社社殿脇にいる昭和10年生まれの岡崎現代型狛犬
(昭和10年(1935)8月建立)
境内左に建つ「城址館」 境内右に建つ「徳丸自警団」の建物