須々幾(すすき)神社

金沢市八田町丁57甲(平成21年8月21日)

東経136度41分18.26秒、北緯36度37分50.7秒に鎮座。

【神社情報・ナッキーさんより】
 この社は北部公園の北西約1kmに鎮座しています。

 御祭神:味耜高彦根神、伊弉諾神、伊弉册神、蛭児神
 由緒:養老2年(718)八田に魚取部がおかれ、味秬高彦根神を開墾、農業の神として祀り、「治田の宮」と称す。天安元年(857)従五位下昇叙。仁和2年(886)雷火のため社殿全焼。永延元年(987)再営。建久年間(1190〜1199)井上荘の地頭職鈴木三郎重家が荒廃していたお宮を立派に建てなおし、これより「須々幾の宮」と呼び、後「須々幾神社」となる。天正14年(1586)造営。天正15年(1587)小浜神社境内の「多賀神社」を移築、伊弉諾・伊弉冊神を祀る。5代藩主前田綱紀、河北湖畔に新田を作り奉幣される。
 以後代々藩主の奉幣が行われる。明治元年(1868)多賀神社相殿にあった蛭児神を分祀して比留児神社を勧請創建。明治6年(1873)三社とも小浜神社附属社に指定。明治29年(1896)多賀神社、比留児神社類焼。明治30年(1897)再建。大正14年(1925)須々幾神社に多賀神社、比留児神社を合併、現在地に遷座される。昭和12年(1937)村社となり神饌幣帛料供進指定社となる。
(「石川県神社庁公式サイト」より)

社号標
「村社須々幾神社」
神社入口
手水舎
境内全景
社殿前、岡崎現代型狛犬
社殿
社殿に架かる額 御神馬像