南新保八幡神社

金沢市南新保町(平成18年11月24日)

 この神社は県道299号線の鞍月南信号から西にはいると左手に鎮座しています。通称「東の宮」と呼ばれる旧郷社で南新保の産土神社です。
 御祭神:息長帯比賣命、誉田別皇尊、比淘蜷_
 由緒:創建は不詳ですが、慶安4年(1652)に6回目の社殿改築が成されたと伝えられています。信長公、秀吉公の神像を、王泉院殿に奉待していた老女が密かに奉斎し、のち本殿に遷座されました。歴代加賀藩主の篤い崇敬を受けていました。

社号標「郷社 南新保八幡神社」 神社入口
境内の様子 拝殿
明治23年建立の加賀逆立ち狛犬。
これも阿吽が反対位置にいて、阿は口中に玉を含み、吽は小さな角付きです。
石工名は不明ですが、均整のとれた体つきをしています。
身体の模様や尾が装飾的で、顔にはカイザル髭を蓄えた良い出来の狛犬です。
(明治23年9月建立)
本殿
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