八幡神社

金沢市二口町(平成18年11月24日)

 この神社は戸板中学校の北東すぐ近く、木曳川を背に鎮座しています。
 旧村社で御祭神に誉田別命を祀っています。文明年中(1469〜87)本願寺動乱の時、公郷二口某が京より移り住み、その子左衛門が父の守護神であった宇佐八幡宮の分霊を崇めて二口の鎮護神としたのが始まりといわれています。 天文年中(1532〜55)に戦火に遭い社記由緒などを焼失しましたが、御神体は被災を免れ、明和年中(1764〜72)に一村焼失した際もこの神社のみ残ったため、村民は神威に感じて社殿を造営し、天保の初め(1830〜44)ごろに現社地に遷座しました。

神社入口
社殿