愛宕八幡神社

金沢市松村5(平成18年11月24日)

 この神社は金沢市街地から金石港に向かう17号線の藤江西信号を左折し、尚も西へ向かうと突き当たりになるのでそこを右折、50m程で左側に鎮座しています。鎮守の杜はないものの、明るい境内や社殿は綺麗に保たれ、氏子さん達の崇敬の気持ちが伝わってくる神社でした。

 由緒書きには
 愛宕社(伊弉諾尊、伊弉冉尊、火産霊神) 天平勝宝年中(749〜756)の勧請
 幾年社(少彦名命) 永治年中(1141〜42)の勧請
 八幡社(応神天皇、神功皇后、比売大神) 天禄年中(970〜973)の勧請
の三社はそれぞれ南、中、北松村の鎮守様でしたが、明治初年に合併合祀し愛宕神社と改称しました。けれど無格社だったので、明治35年に富樫村伏見新の村社籐五八幡神社を合祀し、愛宕八幡神社と改称し村社となりました。
とあります。

神社入口
拝殿
本殿覆い屋 境内社・水神社
建立年代不明の出雲構え獅子。来待石の本場物のようです。
余り傷みが見えないので、明治後期から昭和初め頃の物ではないでしょうか。