小坂(こさか)神社

金沢市山ノ上町42-1 (平成26年10月19日)

東経136度40分34.51秒、北緯36度34分31.78秒に鎮座。

この神社は、IRいしかわ鉄道線・東金沢駅の南2km程の辺り、山ノ上町の街外れ、山際に鎮座しております。

御祭神 経津主神・天児屋根命・比淘蜷_・武甕槌神・饒速日命

由緒
当社は小坂庄の総社として延喜式内加賀13庄の中の一社であり、この地方一帯が奈良の春日社の社領であった関係で春日神を祀っている。それで昔から春日さんとして親しまれているのである。創祀は養老元年(717)4月である。文明長享の一揆で社頭は災害に遭遇し、寛永13年(1636)加賀藩主前田利常より、現地に再興して以来、金沢北郊鎮護の大社として藩主前田家はのとより、衆庶の尊信をあつめ、年とともに社運の隆昌を加えて来て、近世の金沢をはじめとする、加賀地方神社は神仏の混淆が甚しくその多くは社僧山伏等によって奉仕されていた。しかるに本社は金沢の北郊に在ったが純然たる神主奉仕社として金沢五社の一つに列し、重きをなしたのである。
又本社には境内社として冨士社・菅原社・稲荷社・鳴滝社がある。このうち富士社は衆庶の崇敬厚く、脚の病に霊験ありと信ぜられて来た。また鳴滝社は清滝権現といわれ、享保13年(1728)の縁起には源義経が奥州下行の時こゝで武蔵坊弁慶が「鳴るは滝の水」の舞曲を奏したとしている。
境内由緒書き より。

御祭神 天兒屋根命・武甕槌神・比淘蜷_・經津主神・饒速日命

由緒
当社は養老元年(720)の創建の延喜式内加賀十三座の中の一社であり、社頭は一揆に依り焼失したが、寛永13年加賀藩主前田家に依り再興され、北効一円の春日社の総社として地域の人に親しまれ、藩主前田家もことある毎に当社に祈願したとされている。又、幣社富士社は玉姫病気祈願所とされ、以来病に霊験のあるお社として崇敬を集めている。
石川県神社庁公式サイト より。

参道入口

境内入口

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(大正6年(1917)10月建立)

拝殿

拝殿内部

本殿

本殿縁側の狛犬

稲荷社