春日神社

加賀市上福田町ホ37(平成24年6月3日)

東経136度18分37.95秒、北緯36度18分30.68秒に鎮座。

 この神社は大聖寺川と旧大聖寺川の間にある中州に鎮座しています。低い石垣に囲まれた社地は、境内全域が見渡せる開放的な感じがする神社で、入口には「村社 春日神社」と記された社号標と鳥居・灯篭が建立され、境内に入ると左手に手水舎、木々手奥に境内社、真西に延びる参道奥に、出雲構え獅子に護られて入母屋造りの拝殿、河原葺きの本殿が建立され、拝殿縁、本殿縁にそれぞれ笏谷狛犬が居ました。良く整備清掃された落ち着いた雰囲気の神社でした。

 御祭神:武甕槌尊、齋主尊、天津兒屋根尊、姫大神
 祭礼日:不明
 境内社:琴平神社、秋葉神社
 由緒:初め春日大明神と称したが、明治10年4月6日春日神社と改称し、同39年12月29日神饌幣帛料供進神社に指定される。境内地に秋葉社、大物主神社がある。

社頭
神社入口
入口に立つ鳥居
鳥居に掛かる額 社号標「村社 春日神社」
境内の様子
手水舎
拝殿目、建立年代不明の出雲構え獅子
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入母屋造りの拝殿
拝殿木鼻・狛犬
拝殿縁にいる笏谷狛犬
阿吽の位置が反対です。石は笏谷石ですが、比較的新しい狛犬なのでしょうか?鬣や尾、顔つきなど独創的且つ装飾的な造りをしています。足元を見ると、願かけ狛犬のようですね。
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拝殿内の様子
本殿縁に居る笏谷狛犬
こちらは典型的な笏谷狛犬です。最近作られたようにとても綺麗なのですが、屋内に置かれていたので製作年代の推定は難しそうです。
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本殿

境内社:琴平神社
境内社:秋葉神社