菅原神社

加賀市山中温泉栢野町ト49 (平成26年10月17日)

東経136度21分46.36秒、北緯36度13分27.13秒に鎮座。

この神社は、加賀市の南南東9km程の辺り、山中温泉も南外れに近い栢野町に鎮座しております。

御祭神 菅原道真

栢野郷の由来
養老元年(717)僧泰澄大師白山で修行の時、白山神の霊告を受け妙理観世音大菩薩を拝す。而して栢野郷の霊地を下して妙理観世音菩薩を祀り大杉は百本に価するとして栢野寺と号す。
白山五院の一院となるその後、越前の平泉寺、豊原寺に従いて天台宗に属するも平安時代に栢野社と称し、加賀越前の交通の霊地として境内の大杉と共に武士庶民の尊敬を受け特に源氏、平氏、朝倉、富樫の武将参詣す。一向一揆が織田信長軍に攻められてより過疎化した。
明治20年(1887)3月菅原道真公を併祀して菅原神社と改称して神饌料供進社と指定された。
境内由緒書き より。確かに「栢」は木が百です。

由緒
創立年代不詳。元栢野社を明治20年3月現社名に改称。同41年4月6日神饌幣帛料供進神社に指定される。境内の栢野大杉(文部省指定天然記念物)樹高51メートル、幹囲11メートル、樹齢2,300年と伝う。
石川県神社庁公式サイト より。

参道入口。

第2回石川国体の際に立ち寄った昭和天皇陛下が、ここの大杉をご覧になったそうです。

浮橋参道

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿

本殿覆屋


御神木5の大杉

盤持石