柴山神社

加賀市柴山町56 (平成26年10月17日)

東経136度22分52.78秒、北緯36度21分15.43秒に鎮座。

この神社は、北陸自動車道・片山津ICの南東2.5km程の辺り、柴山潟の北側すぐに鎮座しております。

御祭神 菅原道真

由緒
勧進年月不詳。明治の由来記には延長年間(923〜930)と伝える。江戸期の藩国見聞録には一揆大将柴山八郎左衛門の産土神とする。
北野神社社家日記によれば、柴山氏は同社社領江沼郡富墓荘の管理者であり、延徳年間(1489〜1491)柴山九郎左衛門尉は敷地の狩野氏、熊坂庄の千秋氏と共に、江沼を三分する有力代官であった。後に大聖寺領主溝口秀勝に従い、慶長3年(1598)越後新発田に移り、その拠点天神山はすべて神社の社地となった。
明治6年(1873)5月柴山社と改称。明治16年(1883)9月柴山神社と改称。明治39年(1906)12月神饌幣帛料供進社に指定。
境内由緒書き より。

由緒
延長年間の創立と伝え、往昔この地方を支配した豪族柴山八郎左衛門の氏神にて、その堡地は現在社地に含まれると伝えられる。天神宮とも称された。明治初年村社に列格。同16年現社名に改称。同39年神饌幣帛料供進神社に指定。
石川県神社庁公式サイト より。

参道入口

一の鳥居と社号標

神額

二の鳥居

参道途中の狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和46年(1971)9月吉日建立)

宝船

三の鳥居

四の鳥居

親柱に寄り添う笏谷狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。
(大正12年(1923)3月建立)
拝殿前、一体だけの玉乗り狛犬
(昭和41年(1966)3月吉日建立)

拝殿

本殿


八幡社
もと額見村にあり、享保8年(1723)8月同村の飢饉を救うため
柴山村に移せとの神告により当村ム53番地に移る。

祭具庫?

先代様。拡大写真はこちら。
(年代不明)
諫鼓と雄鳥。天下がよく治まり太平が続き、訴訟用の太鼓「諌鼓(かんこ)」が無用となり、やがて苔が生え鶏が宿ったという中国の故事。