岩根神社

白山市白峰ソ81 (平成30年8月7日)

東経136度38分25.62秒、北緯36度09分45.57秒に鎮座。

この神社は、白山の東10km程の辺り、自然休養村緑の村の東側すぐに鎮座しております。

御祭神 伊弉冉尊・伊弉諾尊・菊理媛神

由緒
大欅によりその根にて包みたるに見える巨岩は三巨岩であるところから、白山三山になぞらえ巨岩の上に奉祀してあるので岩根社と称した。無格社岩根社であるのを昭和21年岩根神社と改称した。
石川県神社庁公式サイト より

岩根神社の由来
当社は風嵐集落の産土神として、伊弉諾尊、伊弉冉尊、菊理媛神をお祀りし、古来白山三所の社として広く白山登拝者の崇敬を集めた。養老元年(717) 白山開山の祖泰澄大師の創建により白山七社の内、岩根之宮としての由緒があり、神迎おどり(国指定選択文化財)等白山まつり発祥の地でもある。
天然の巨岩に鎮座し、大欅がそびえ樹根は岩を垂下奇観を呈して国の天然記念物(昭和十八年)に指定された。昭和九年大洪水によりその巨根が洗掘され、以来樹勢枯渇したが現在もその一部を残している。
左右の巨岩にのせて白山三所(御前峰、大汝峰、別山)の社を奉斉したが、後世中央巨岩(御前峰)に合祀された。
昭和の代、氏子風嵐区民の奉祀により、本殿、拝殿、弊殿及び鳥居等社殿、境内の修復整備に努めた。
手取川総合開発手取ダム建設に併せ集落再編整備事業により、昭和五十四年全戸移転。
以後村内在住の氏子、崇敬者により奉祀され現在に至っている。
白山連峰眺望絶佳の地であり此処、自然休養村緑の村を訪れる人々の憩う場でもある。
白山の恩恵に感謝し、ひたすら世の平和と白山水系の安全繁栄を希うお社として、祖先の遺徳に応え再整備の奉仕を行ない、次代に継承するものである。
境内由緒書き より

境内

鳥居と社号標

正面

社殿前の出雲型狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和6年(1931)7月建立)

社殿

泰澄大師腰かけの岩

不明