氣多大社

羽咋市寺家町ク1-1 (平成21年5月6日)

東経136度46分12.68秒、北緯36度55分18.99秒に鎮座。

この神社は、能登半島西部、能登有料道路・柳田ICの北西1km程の辺り、249号線気多大社前交差点より北側200m程で境内入り口、南側250m程の辺りに一の鳥居が立っております。

氣多大社
当大社は、氣多神宮とも称え奉り、能登國一ノ宮として世に知られる北陸道総鎮護のお社であります。御祭神は、大國主神をまつり、世に大國様と申し多くの人々に崇められております。若宮神社の御祭神は事代主命を祀りえびすさまと称し親しまれている神様です。御社殿背後の森は約三万平方米の広さを有し「いらずの森」として千古の歴史を伝える北陸地方随一の原始林であります。
境内由緒書より。原文はこちら。

平成17年(2005年)11月28日づけで神社本庁との包括関係を解消し単立神社となる決定を行い、同時に「財産の管理および処分に関する役員会の決議事項は神社本庁に報告する」と定めた神社規則変更を決議した。石川県はこの規則変更決議を認証するも、2006年1月に神社本庁が県の認証を取り消すよう文部科学省に取り消しを申請し、2006年5月に文部科学省は石川県の認証を取り消す決断をくだす。これにより、神社本庁からの離脱が事実上、無効となった。神社本庁は2006年8月29日附で宮司を懲戒免職とし、翌30日に石川県神社庁長(当時)を兼任宮司に特任した。気多大社側ではこれらの処分を不服とし、2006年9月、文部科学省に対する提訴を行った。2007年9月13日、東京地裁は気多大社側の主張を認める判決を出したが、平成20年(2008年)9月、二審の東京高裁では一審判決を破棄し、文部科学省の判断を支持する判決を出した。気多大社側は最高裁へ上告した。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より。

氏子でも無い、我々が口を出してはいけないのだが、懲戒免職となった三井秀夫氏は氏子と、様々な確執を引き起こしたようです。大国主命を祀り、縁結びを売りにしている上に、心むすび、きれいむすび等と宣伝する神社の宮司が、地元と軋轢を起すとは、少し問題のような。観光客との縁はむすんでも、氏子との縁は切って良いのでしょうか。現在の状況では、敢えて参拝はお勧めしません。このゴタゴタのケリがついてからでも遅くないと思います。

海岸に立つ、社号標と一の鳥居。この道のどん詰まりが入り口となります。

神社入り口。境内案内図はこちら。

境内

参道途中の招魂社系狛犬。これでもかと言う程ふんぞり返っています。拡大写真はこちら。

(昭和40年(1965)12月建立)

神門

拝殿と本殿

若宮神社。御祭神:事代主命(えびす様)。

白山神社。御祭神:菊理姫命。

楊田神社

いらずの森。素盞鳴尊と奇稲田姫命を祀る奥宮はこの森の中に鎮座しているようです。

太玉神社

菅原神社

養老大黒像奉安殿

大黒天

奥津島神社

御神木のタブの木