諸岡比古神社

羽咋郡志賀町二所宮 (平成21年5月6日)

東経136度48分48.88秒、北緯36度58分58.26秒に鎮座。

この神社は、能登半島西部、能登有料道路・上棚矢駄ICの西1.5km程の辺り、小さな山の頂に鎮座しております。

御祭神:菊理比当ス・大中津日子命・伊弉諾尊・伊弉冊尊・譽田別命

由緒
神社創立の年代等は明らかではないが、部落の神として鎮祭され、延喜式内社とも伝えてきた。明治31年12月26日郷社に列せられた。
石川県神社庁公式サイトより。

同名の式内社を称する神社が志賀町東小室にもあります。

参道入り口

参道と石碑。左は「式内諸岡比古神社」。右は「大中津日子命御舊跡」。

参道

参道最後の石段

拝殿

本殿

志賀町指定文化財
諸岡比古神社のスギ
 福野平野の東南に、ひときわ色濃く繁茂するのが車塚古墳群のある諸岡比古神社の社叢である。長い参道を登りつめると、拝殿に向って右側にこのスギがある。
 樹高約二五メートル、胸高囲六・〇五メートルを測るから志賀町に現存するスギでは最も大きい。頂部は落雷のためか枯れて、牙状の芯が露出しているが、樹勢は旺盛である。
 この社叢で、スギ・アカマツ・オオモミジ・ヒサカキ・ヤマボウシなどの老樹や大木を交えて形成されている。そのなかにあって、古来より神木として崇められてきたこのスギは、森の王者としての風格を誇示している。
志賀町教育委員会