千勝神社

つくば市泊崎(平成17年10月16日)

この神社はつくば市の南端の西谷田川、東谷田川に挟まれた地域に鎮座しています。私の姉の家の鎮守様と云うことで、義兄に紹介されて参拝してきました。予想を遙かに上回る規模の大きな神社でした。入り口の総檜造の鳥居は県下一の大きさを誇り、境内は綺麗に整備され、全国でも珍しく、又関東では唯一の三殿並立の社殿も、その荘厳な様に思わず見とれるほどでした。社伝によると、第25代武烈天皇の壬午の歳(502年) に、筑波山の西方、常陸と下総の国境に、千勝大神(猿田彦大神)を奉斎されたと伝えられており、その土地の人々が、度重なる水害に困り果てていたところ、大きな白鳥に乗られた千勝大神が降臨され、治水がなされ農作物が豊かに実り平安を取り戻す事が出来た、とあります。その後、幾度か鎮座地が移され、応永32年(1426)に、茨城県下妻市坂井の地に遷座し、昭和39年に現在地に移りました。主祭神には中央御本殿に千勝大神(猿田彦大神)、摂社左殿には千勝大神様の直接の随神として山根彦神が、祖霊浄魂社と呼ばれる摂社右殿には八栄根彦神が祀られています。

(昭和58年4月吉日建立)

神社入り口

参道

境内の様子

拝殿

鈴しょうわ狛犬

正面から

背面から

豪壮華麗な本殿

山根彦神が祀られている摂社左殿

摂社・稲荷社

摂社・龍神社

お守り授与所

拝殿前から見た境内の様子

豊かな境内の樹叢