取手市白山6丁目9-1 (令和7年1月5日)
東経140度03分39.02秒、北緯35度54分05.37秒に鎮座。
【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
取手競輪場から北に100m程の位置に鎮座。設置環境が良かったのか、浅めの彫だがひび割れも無く綺麗に残された狛犬さんが特徴の神社です。境内には金刀比羅神社と光音堂が同居しています。
御祭神 大国主神・伊邪那岐・伊邪那美神
由緒
由来取手は利根川沿岸屈指の船着場であったので船運に従事する人々の航行安全と農業用水の確保を願う人々の守護神として天明元年(一七八一年)讃岐(現香川県)の金刀比羅宮より分祀した。
(以上 神社案内板より抜粋)『茨城県神社誌』では安永8年(1779)の創建。
神社入口から300m程離れた位置にある一の鳥居。平成3年の震災で鳥居が割れてしまったので平成25年に再建された。
大鹿金刀比羅神社の社号標。延宝二年に大鹿取手村は取手村と大鹿村に分裂し、この辺りは大鹿村になった。
旧鳥居
北側入口。北口は裏口だが、駐車スペースもあるので表口化してる。
参道と安永九年(1780)の石灯篭。
南側入口。光音堂と金刀比羅神社の両方を兼ねた入口。
石段
御神木
左は三猿で右は鶏が二匹の庚申塔。鶏が二匹は初めて見た。
管理人の一言。庚申は申の日に始まり酉の日でおわる。鶏の夜明を告げる鳴き声で終る・・・・。
50年毎に行う弘法大師の御恩忌で建立された御恩忌塔。
観覚光音禅師を祀った光音堂。御近所の方に聞いたら、ここは元は大鹿山長禅寺だよと言ってました。神社は後からなのかな?
救世観世音菩薩 | 弘法大師遠忌塔 |
お堂
手前は紙製の籠の様な物で、お堂の中には不動明王像が鎮座。
電気屋さんに多い名称の光音堂。東京の神田鍋町、佐柄木町の方が奉納した扁額。鍋町は昭和8年に廃止し、佐柄木町は昭和10年に廃止。
龍と木鼻の狛犬
波に亀
神社入口
幟と鳥居
境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)三は読めるので、安永三年(1774)かな?しかし創建の安永八年より古くなってしまう。井野村、大鹿村、今泉村、取手宿、小文間村、長沖村など広範囲に及ぶ奉納者。
管理人の一言。尾が流れているので、安永は古すぎるか?と思います。
拝殿
向拝
安永九子(1780)歳奉納の手水石
絵馬
稲荷大神鳥居
社殿
石祠と狐