鹿島神社

龍ケ崎市古城3086 (令和6年3月31日)

東経140度11分37.55秒、北緯35度54分19.56秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
龍ヶ崎署から西に750m程で、龍ヶ崎第二高の敷地に添うように西側の高台に鎮座しています。

神社の石造物についての案内板のある珍しい神社です。案内板を読むと龍ヶ崎が如何に仙台、京都、大阪と深く繋がっていたかを理解できます。最近ボケて来たのか、また狛犬の写真を撮りこぼしてしまった。狛犬より台座が気になると、狛犬の撮影をつい忘れてしまう。

御祭神 

由緒
この神社は、天正年間(1573〜1592)に土岐氏が龍ヶ崎城中の守護神として建立した伝えがある。その後、慶長11年(1606)に龍ヶ崎村が仙台藩の飛地となり、この城址の西側麓に陣屋が置かれると、藩祖伊達政宗が龍ヶ崎領内の守護神として修復した伝えもあり、仙台藩との所縁の深い神社である。・・・・・
境内由緒書き より。

入口の御神木

境内

レプリカと思われる道祖神 天明五年(1785)乙巳三月吉日

壊れた青面金剛など

鳥居

神額

石灯篭

大阪の米仲買・両替商だった御蔵元升屋平右衛門が文化12年(1815)亥11月に奉納した石灯篭。

石祠

手水石

京都の商人 文化十三年(1816)丙子奉納の手水石

二組の狛犬

御神木

社殿

狛犬と社殿

年代、石工とも不明だが、手水石と同年代かな?太めの尻尾が特徴的。右外側を撮り忘れた。拡大写真はこちら。

(年代不明)近江商人奉納

御神木

狛犬と大神宮碑

文化十一年(1814)製で石工は〇〇爲五郎さんらしい狛犬さん。拝殿前の狛犬さんと同一の石工らしい。尻尾や足の形状などそっくりだ、拡大写真はこちら。

(文化11年(1814)甲戌3月吉日建立)

明治十六年に村越利七さんが奉納した大神宮。狛犬より新しい。

石祠

文政13年(1830)庚寅正月吉日の山王社 天保8酉(1837)9月吉日の青麻大権現。青麻大権現とは宮城県仙台市宮城野区岩切にある青麻神社(あおそじんじゃ)らしい。仙台藩と所縁の深い鹿島神社なので、十分に考えられる。

三峯山碑。これも最近のレプリカと思われる。