医王院

龍ケ崎市砂町5147 (令和6年3月31日)

東経140度12分02.35秒、北緯35度53分55.16秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
県道121号線(河内龍ヶ崎線)沿いにあり、水戸家庭裁判所龍ヶ崎支部から東南に400m程の位置にあります。

令和四年に龍ヶ崎市に来た際、裏から入ろうとして道が分からなくなり断念した寺です。正面(121号線側)から入れば簡単なんですけれどね。運よく庭の作業をされてた方が居たので、色々と話を聞けました。

山号 玉光山

本尊 東方瑠璃光・薬師如来

由緒
慶長三年(一五九八)七月の創建。開山 大統寺二世日山梵朔大和商。開基 龍ヶ崎城主土岐胤倫公。明治三十七年に月山正光大和尚が独立院にした。

境内。改装工事中でした。

石仏など

背後のお塔婆を見ると水子供養のお地蔵さんらしい。

参道

蓼太句碑。龍ケ崎が輩出した俳人大島蓼太、の弟子であった杉野翠兄が文化十年(1813)に建立した句碑の案内板。

庭園。左端の石碑が句碑。「たましひの入れものひとつ種ふくべ」と蓼太の句が刻まれている。

龍。元は池にでも置いてあったのかな?

平成十六年に大改修工事を完成させた本堂。

扁額

木鼻

本堂前の狛犬。赤茶色の狛犬さんですが、明治16年に龍ヶ崎は大火に遭ってるので変色したのかな?拡大写真はこちら。

(天保3年(1832)壬辰4月建立) 地元砂町下組の女講中の方が天保三壬辰(1832)四月に奉納した狛犬さん。


供養塔

香炉

獅子

擬宝珠 若太夫長十郎

擬宝珠の費用を負担した人の名前が刻印されていて、若太夫長十郎は後の九代目市川団十郎です。市川団十郎の義理の母が龍ヶ崎の出身なので寄贈したらしい。(龍ヶ崎市観光物産協会 医王院より抜粋)

開花した桜