八王子神社

行方市生方 (平成24年10月20日)

東経140度27分56.60秒、北緯36度02分35.00秒に鎮座。

この神社は、霞ヶ浦中央部東側の行方市行方に鎮座しております。

大同二年(807)鎮斎と伝えられ、御祭神は国狭槌命(くにさつちのみこと)で五穀豊穣、家運繁栄、交通安全の守護神で神威の盛んな事近隣にその比を見ない。文明十年(1478)に船子城主下河辺公当社を篤く崇敬し多くの荘園その他を奉納された。天正四年(1576)社殿炎上、元禄七年(1694)六月社殿造営旧観に復す。春祭五月五日例条十月十九日には稚児の流鏑馬の神事を奉納し、五月には若まこもで餅を包んだ「ちまき」をつくり撒いた。
麻生町教育委員会

「秋風や大同二年の跡を見ん」とまで言われる創建ラッシュの大同二年の創建、と伝えられているようです。明治までは、牛頭天王の眷属である八人の王子を祀った八王子権現が、明治の神仏分離令で御祭神は国狭槌命とされ、仏教色が取り除かれたのかと思います。

参道

鳥居

参道

拝殿

拝殿内部

本殿


石祠