諏訪神社

北茨城市磯原町磯原4(平成18年9月16日)

 この神社は常磐線・磯原役の北西約550m、精華小の南に鎮座しています。入口両脇はブロック塀に囲まれ狭い感じがしますが、境内半ばからは樹木が聳える広い社地となります。綺麗に清掃された境内正面に簡潔な拝殿が建ち、その後に白く彩色された彫刻が施された一間社流造の本殿が建っています。この日は丁度精華小の運動会にあたり、参拝中ずっと天国と地獄などの勇ましい曲が流れ、神社の参拝には相応しくない雰囲気が漂っていて残念でした。
 案内板によると、「平安中期の治安元年(1021)長野諏訪大社の末社として分霊され、臼場村の諏訪山に奉斎し、その後、寛永7年(1640)中郷村磯原諏訪分に鎮斎、平成2年市の都市計画事業により、現在地に遷座しました。
御祭神 : 建御名方命(農耕上水の守護神、生活上の根源神)、境内社・鷲森神社(少彦名神)、大山祇神社(大山祇命)、稲荷神社(保食神)」とあります。

神社入口 社号標「村社 諏訪神社」
拝殿 拝殿内の様子
一間社流造の本殿
本殿挙鼻の惚けた龍
本殿木鼻の龍のような精悍な顔の狛犬
本殿脇障子の鳳凰?
神輿殿 末社と山霊神