八幡神社

北茨城市関南町関本下(平成18年9月16日)

 この神社は北茨城高校の南東約300mに鎮座しています。明るく伸びやかな参道を持つ神社で、綺麗な拝殿と覆われて大事にされている流造りの本殿が建つ奥に、末社数社が祀られていました。又、社号標に「邨社 八幡神社」とありますが、この辺りでは皆、「村社」を「邨社」と表記してありました。
 良く判読出来ない古い社史を書いてある石碑があり、そこには「永承7年(1051)征夷将軍・源頼義が前九年の役で東北地方に向かう途中この地にて八幡宮を勧請。康平6年(1063)には地頭小笠原氏が社殿を造営した。」と書いてあるように読めました。(もしかしたら、読み違いがあるかも知れません。) 御祭神は誉田別尊・仲哀天皇・神功皇后と思われます。

社号標「邨社 八幡神社」 神社入口、靖国鳥居
拝殿 本殿
末社群 板碑
末社二社