笠間市下加賀田321 (令和5年12月93日)
東経140度17分02.17秒、北緯36度20分05.20秒に鎮座。
【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
国道355号線と北関東自動車道路が立体交差する辺りに鎮座。友部インター入口から国道355号線を南に570m程南下した位置で、道路添いに入口があります。入口は二カ所あるが、関係者以外は東側の崖を崩した所が入口となる。西側は鎖に鍵付きの入口。
北関東自動車道路建設の為に遷座した神社。境内の上を高速道路が通過する神社です。
御祭神 伊邪那岐命・伊邪那美命・倉稲魂命・軻遇突知命・市杵島姫
由緒
荒(上下加賀田)に建立する熊野神社は久安二年(一一四六)福嶋奥藤原行充禰宣 熊野本宮より熊野大神である伊邪那岐命 伊邪那美命を奉じ来る。時の堀之内荘園領主平朝臣氏と協議の上権現山に天正二年(一五七四)鎮座する。今般北関東高速道路建設のため現在地に改築する。平成十年二月吉日 常陸国下加賀田氏子一同
(以上 建設記念碑より一部抜粋)
創建年月不詳 明治六年に倉稲魂命、軻遇突知命、市杵島姫命を合祀。
(茨城県神社誌より)
東側入口。手前の道路が国道355号線。珍しい神社入口だ。
西側入口
神社全景。上が北関東自動車道路。
平成十年二月一の鳥居。この場所に遷座された時に造られた鳥居。
神額と社号標
大正十四年建立の二の鳥居。この場所に遷座された時に造られた鳥居。
狛犬と拝殿
岡崎型狛犬
(平成10年(1998)2月吉日建立)
向拝と賽銭箱
銅板製らしき神額
本殿
和五十二年と平成十年の建設記念碑。昭和五十二年(1977)に建設された神社が平成十年(1998)に再び建設されていた。
高速道路から見える御神木。