側高(そばたか)神社

稲敷郡河内町金江津4272 (令和3年8月12日)

東経140度20分52.04秒、北緯35度52分57.90秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
千葉県側(滑川)から常陸大橋を渡ったら最初の交差点を右折し200m進んだら左折しユータン。200m進んだら右折して県道103号線の下を通り200m程で目の前に鳥居が見えます。

県を跨いでの神社見学はご法度ですが、300m程の越境なのでご勘弁下さい。本殿は町指定文化財になっていて、見所の多い神社です。中々雰囲気の良い神社で、小型の秋田犬風な狛犬さんもいい味を出してます。

御祭神 天津彦火火出見命

由緒
高城家に伝わる「神社明細書」に、永徳年中(1381〜83)より大倉(佐原市)の側高神社の御分霊を迎え、大嶋川岸に鎮座、寛永年中(1624〜43)砂場に遷座とある。本殿建立について正徳4年(1714)との記録がある。
(以上  河内町公式ホームページより抜粋)

文永年間(1264〜74)のある朝、漁をしていた男に白髭の翁が現れ、「吾は大倉の神ぞ。われを厚く祀れば諸難、殊に火難を除くべし」と告げて消えたので早速村人に諮り、大倉(香取市)の側高神社の御分霊を迎え大嶋川岸に祀り、鎮守の神とした。
(以上 茨城県神社庁ホームページより抜粋)

境内由緒書きはこちら。

一の鳥居

神額

寛政7年乙(1795)5月製二の鳥居

手水舎と左に薄っすらと天明の文字が読み取れる手水石

明和5戊子(1768)4月製石灯篭

石祠など

常山内藤先生記念碑 忠魂碑

御神木

境内

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(大正10年(1921)1月建立)

佐原に近いけど、また佐原の石工と異なる雰囲気を出してる狛犬さんです。大正時代の石工は技術的にも工芸的にも優秀だったのかな。石工は不明だが寄付人は飯田さん。

石灯篭

向拝

本殿覆屋。折角文化財に指定されてる本殿なのに、殆ど見えなくて残念。


稲荷神社鳥居

狐(昭和二十九年十月、東京 丸山工務店)

前の社殿

後ろの社殿

天照皇太神

木鼻

脇障子

天照皇太神を護る狛犬。拡大写真はこちら。

(文化4年(1807)建立)

柴犬か、それとも秋田犬の子供か、足を突っ張った感じが可愛い狛犬さんです。

不明の石碑

九頭龍大権現など