日立市宮田町5 (平成18年9月17日)
この神社は国道6号、神峯公園入口交差点に神社入り口があります。かみね動物園もあり、すぐ近くには神峰町がありますが、何故か住所は宮田町。由緒書きにも宮田村の鎮守とあり、「かみね」は相当広い範囲をさすようです。
石段を登ると、何と狛犬では無くライオンが出迎えてくれます。狛犬よりライオンの方が頼もしそうとでも考えたのでしょうか。でも一頭のみです。やはり阿吽か雄雌で左右に置いて欲しいと思います。
(昭和13年5月建立)
境内入口
ライオンのお出迎えだったので、狛犬は居ないのかと思いきや、嬉しいことにチャント居ます。
創建年代は定かではないが、神峰山頂に祠が祀られた社伝によると、称光天皇の御代正長元年宮田村字山王へ遷座し、宮田村の鎮守とした。後奈良天皇の御代天文23年鬼ヶ洗水へ遷座する。東山天皇の御代元禄元年神峰山頂に遷座し、つづいて稲荷の森(当地)に遙拝殿を造営する。元禄8年徳川光圀、宮田、助川、会瀬三ヶ村の総鎮守と為し、大祭礼には、浜の宮、助川を経て会瀬までの渡御の例を定められる。
明治4年郷社に列せられる。
昭和20年戦災により消失、同32年再建する。
平成2年御大典を記念し改築、現在に至る。
以上由緒書きより。
ここの北西4Km程に神峰山があり、その山頂にあった神社の遙拝所としてこの地に造営されたようです。現在奥の院として立派な社殿があるようです。何時か奥の院もご紹介したいと思います。
石垣前で参道を睨んでいます。戦災でも被害は免れたようです。拡大写真はこちら。
(大正11年5月吉日建立)
末社の数々。
愛宕神社と稲荷神社
この神社にも「日立のささら」と書かれた看板が立っていました。県の無形民俗文化財に指定されています。詳しくはこちら。