鷲子(とりのこ)山上神社

常陸大宮市鷲子3627、栃木県那須郡那珂川町矢又1948 (平成15年3月23日)

東経140度14分18.20秒、北緯36度41分47.71秒に鎮座。

この神社は、住所を見て判るとおり、茨城県と栃木県の県境、標高約460mの鷲子山頂に鎮座し、その静かな境内にたたずめば、身も心も安らぎます

御祭神 天日鷲命・大己貴命・少彦名命

由緒
鷲子山は栃木、茨城の両県にまたがる海抜500mの深山で老杉巨木が生い茂り、貴重な植物があり、数多い鳥獣の住む霊山であって、四季おりおりの景観が美しく、眺望の広大なところであります。
神社は大同2年(807)土地の人、宝珠上人により創建されたもので、産業の神、天日鷲命を勧請して、製紙と殖産の守護神として鎮め奉り、後に大己貴命(大黒様)と少彦名命(恵比寿様)を併せ祀りました。社殿はもと現在本宮の地、朝日嶽にありましたが、後に今の地にうつりました。
現在の御本殿は天文21年(1552)に建設され、その後度々修復を加えたものであります。・・・・・・
境内由緒書き より。

鷲子山上神社公式サイトはこちら。

令和6年5月佐野支部 クマちゃん通信員より以下のメールを戴きました。
新聞に、「阿吽の大龍が12年に一度の御開帳」の広告が載りました。12年後は無理なので出かけて来ました(笑)神社への狭い坂道は、車の大渋滞です。進むうちに理由が分かりました。駐車場が満車で、帰る車がないと前に進めないのです。龍の彫刻は迫力がありますが、見え難い場所にあるので弱りました。従って写真も分かり難いです。神殿狛犬が近くで見られましたが、ボケボケの写真です。石段登りは息切れがして、残念ながら歳を感じた次第です。

その写真を最後に追加してあります。

一の鳥居

県指定文化財の随神門

共に宝珠を頂いた江戸狛犬。阿は子を、吽は玉を持っている。

(石工・薄井 藤作  昭和32年10月建立)

この神社では古くからフクロウ信仰があり、神社の96段の階段を往復すると、「296」となり「不苦労」につながり福を招くと書いて有ります。

拝殿

県指定文化財の本殿

ガラス越しで写りが悪いですが神殿狛犬です。こんなに可愛いのは始めて見ました。


本宮神社鳥居

社殿


新聞広告

境内入口

阿吽の大龍

素朴な神殿狛犬