陰陽神社

常陸大宮市山方4927 (平成22年6月12日)

東経140度22分26.57秒、北緯36度37分25.67秒に鎮座。

この神社は、水郡線・山方宿駅の西2.5km程の辺り、久慈川CCの北側にある、陰陽山森林公園。その公園中の陰陽山山頂近くに鎮座しております。森林公園として参道も良く整備され、森林浴をしながら参拝するのも結構かと思われます。

御祭神:伊弉諾尊・伊弉冊尊

陰陽山と陰陽神社
地況および縁起
ここ陰陽山は、鷲ノ子山塊の東山麓にあります。南東側から谷津の水が入り込み、稜線が北西から南東へ流れています。陰陽山の山頂は海抜233米、区域はほぼ山頂を囲む神社林で面積8.6haあります。山頂は露岩地のため、眺望が良く、北東側には八溝山系の男体山、南側には筑波山。西側には日光男体山を遠望できるところです。
陰陽神社は水戸二代藩主、徳川光圀公が寛文元年(1661)に創建を思い立たれ、元禄四年(1691)に社殿が完成しました。陰陽神社の縁起は、山頂付近に大きな石が二つあり、陰石は東側にあり長さ10米、横2.3米、陽石は西側にあり長さ8.8米、横5.6米、厚さ1.9米で二石は並んでいます。東側の稜線は「陰の峰」といい、稜線は石の露岩地です。西側の稜線は「陽の峰」といいます。社殿は南向に大石を背に鎮座しています。江戸時代以来山方の旧七箇村の村社として二年おきに祭礼行事が行われてきた由緒ある神社です。
境内由緒書より。

由緒書原文や、案内図はこちら。

駐車場。左手の石段が参道。

参道

手水舎。「夫婦水鉢」。陰陽神社は夫婦和合の神様です。「千早振る神のみ山の石清水むすぶ心のすがすがしさよ」

幣殿

参道

本殿と狛犬。しかし、吽が見あたりません。いったい何があったのでしょうか。

とても犬や獅子には見えません。イタチやテンのように見えます。吽が無く残念!。拡大写真はこちら。

(寛政10年(1798)戊午3月吉日建立)

グーグー通信・狛犬探検隊のサイトでは吽も載っています。何時事故に遭われたのでしょうか。合掌・・・・・

本殿。彫刻の拡大写真はこちら。

御神体の陰陽石


白山宮・星の宮・月の宮・日の宮

山頂の展望台に至る道

展望台よりの眺め


参道入口の天満神社

参道途中の稲荷神社


御神木

石仏と石碑

公園入口の東屋と陰陽山