筑西市五所宮(平成20年6月17日)
東経139度56分47.84秒、北緯36度19分49.98秒に鎮座。
【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は、316号線を西に進み、道路から少し右に入った五所宮地区にあります。狛犬は居ませんでした。本殿が市指定の文化財になっています。水盤は、慶応3年に奉納されたものです。鳥居は、延宝2年、かなり古いものでした。
御祭神:武甕槌命・経津主命・天児屋根命・比賣命
本社は伊佐荘三十三箇村の総鎮守なり。第四十四代元正天皇の御代養老六年(722)の創立。其の後、時の領主に廃絶され元和八年(1622)社殿を再建し現在に至る。徳川氏の信仰厚く社領を賜る。本殿は下館市文化財に指定。明治二十二年中別当満願寺火災に罹りし時、當社殿消失し神社宝物・古記録を失う。神事として神楽・馬場(百五十六間)にて流鏑馬をなす。
境内由緒書より
神社入り口。延寶弐年(1674)甲寅・常陸国真壁郡伊佐荘三十三と読めます。社領を徳川氏より賜った時奉納されたのでしょうか。
拝殿と社額。郷社五所神社とあります。
文化財の本殿 | |
境内社
慶応3年に奉納された水盤