金刀比羅神社

豊岡市出石町本町(平成20年8月28日)

東経134度52分40.95秒、北緯35度27分35.89秒に鎮座。

 この神社は出石観光では一番有名な「辰鼓楼」の北東約120m、小京都・出石の町並みの中に鎮座しています。極小さな社地の神社ですが、町の人の崇敬の気持ちが伝わる、整備と清掃の行き届いた神社でした。

 この社に案内は無く、御祭神は大物主神と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。

神社入り口と全景
鳥居に架かる社額
石の額には天狗と烏天狗の顔が彫られています。
昭和9年生まれの狛犬
浪速系の顔つきをしていますが尾立ちで、素朴で暖かみのある狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和9年(1934)5月建立)
割拝殿
中央奥に鎮座する金刀比羅神社 社額と拝殿
金刀比羅神社本殿
割拝殿右側に鎮座する境内社:粟嶋社
割拝殿左側に鎮座する境内社
辰鼓楼 
辰鼓楼は明治4年(1871)旧三の丸大手門脇の櫓台に建設された鼓楼です。
当時は一時間ごとに太鼓で時(辰)を告げました。
明治14年に藩医・池口忠恕氏が大時計を寄付してからは、
時計台として親しまれ、今では三代目の時計が時を刻み続けています。