豊岡市城崎町小島海ノ宮965(平成20年8月29日)
東経134度49分33.46秒、北緯35度38分13.41秒に鎮座。
この神社は3号線、円山川河口近くの左岸に鎮座していますが、境内入口は少し奥まっており、注意しないと見逃してしまいます。私達も一回は通り過ぎてしまい、バックして行き着いた神社でした。社号標の建つ入口から参道を進み、鳥居を潜ると境内です。境内正面奥の一段高い場所に拝殿というか鞘堂というかが建ち、中に柿葺き・春日造の本殿が建立されています。緑の中の小さな境内ですが、小雨降る中、静かで落ち着いた参拝が出来ました。
御祭神:大綿津見命
境内社:金刀比羅社
由緒:社号「海」は「かい」、「うみ」、「あま」とも読まれているようです。
式内社・海神社に比定された名神大社で、明治期の社格では旧村社に列しています。
創祀年代は不詳ですが、仁明天皇承和9年(842)、官社に預かり(続日本後紀)清和天皇貞観10年(868)従五位上となった古社(三代実録)です。
中世以来荒廃し、絹巻神社の相殿となっていましたが、明治3年別殿に仮遷座し、翌4年、現在地に遷座されました。
社号標 「式内海神社」 |
神社入口 |
境内の様子 |
拝殿前の縦置き、明治38年生まれの出雲丹後狛犬狛犬 狛犬の拡大写真はこちらで |
|
(明治38年(1905)12月建立) |
拝殿 |
柿葺き・春日造の本殿 |
境内社:金刀比羅社 | 磐座・鰐岩? |