西刀(せと)神社

豊岡市瀬戸字岡746 (令和2年9月18日)

東経134度49分40.91秒、北緯35度39分07.35秒に鎮座。

この神社は、JR山陰本線・城崎温泉駅の北北東5km程の辺り、城崎マリンワールドのすぐ南側に鎮座しております。

御祭神 稲背脛命
配祀神 西刀宿祢

由緒
稲背脛命は、天孫降臨に先立ち出雲の国、大国主命のもとに使者として行かれ、事代主命に会見し、国譲りの諾否(古語いなせ)を求められた。
長途の旅を健脚に託し、勲功をたてられたので「いなせ脛命」の御神名がある。
国譲りのため長途の旅路を陸路、海路共に安全且つ速かに目的を果たされたので、陸上、海上の交通安全、同胞一和の守護神として崇敬されています。
仁徳天皇の御代(322年)円山川流域は黄沼前海と呼ばれ、沼地のような一大入江であった。この時、海部直命(但馬五社絹巻神社の祭神)は、御子・西刀宿祢に命じて瀬戸の水門を浚渫し、河水を海に流し、円山川の流域は蒼生安住の地になったと伝えられております。
依って土木建築の神、交通安全、地方拝発、同胞一和開運の祖神として当社に祀られています。
由緒書き より。

参道入口

二の鳥居

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

神門

鞘堂

本殿

本殿縁側の神殿狛犬


末社

日本海に浮かぶ後ヶ島(のちがしま)の竜宮城。丹後半島に残る浦島伝説がヒントとなり、昭和25年大阪道頓堀「かに道楽本店」今津文治郎が建設した。