十二所神社

豊岡市日高町松岡248 (令和2年9月19日)

東経134度47分23.30秒、北緯35度28分34.77秒に鎮座。

この神社は、JR山陰本線・江原駅の北東1.5km程の辺り、日高町松岡の街中に鎮座しております。

御祭神 伊邪那岐命
配祀神 伊邪那美命・天児屋根命

由緒
承久2年(1220)、後鳥羽院第3皇子雅成親王、但馬高屋村に配流さる。御妃幸姫懐妊の身にて、御跡を慕い松岡村に辿りつき俄に皇子を分娩されるも、偶々老ばの虚言により、道長く険しきを悲しみ、生まれたばかりの王子を石の上に寝かせ、死後南風になり、高屋に達しましょうと、円山川に入水された。御骸は松岡村に埋葬す。然るに洪水と悪霊近村に祟り、村人病気すること甚だしく、困って村人当地に祠を建立。霊魂を鎮祭する若宮大明神、現在十二所神社と号し女性の神として崇める。4月14日の夜には御柱松、通称ばば焼松と称し老ばの人形を仕立て、焼きすてる特異な火祭が現在も行われている。
境内由緒書き より。

創立年月不詳にして江戸時代若宮大明神と称せしも明治3年(1870)十二所神社として改称し同6年(1873)10月村社に列せらる。
兵庫県神社庁公式サイト より。

神社入口

鞘堂

鞘堂前の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

本殿


末社