高座神社

丹波市山南町谷川(平成14年11月23日)

 高座神社は丹波国造の創設で、その祖神高倉下命及び祖神に関係深い四柱の神を合祀しています。現社殿は宝永2年(1705)の建立で、流造、唐破風造の向拝を付け、屋根正面に双千鳥破風をおくという特異な形式をとっています。彫刻や妻組の構成には17世紀に盛行した手法が駆使されていて、18世紀初頭の神社建築として県下において他に例のない貴重な遺構なのだそうです。
 この他にこの神社には、フジキという兵庫県名木100選に選ばれている巨木が有ります。

 社殿のかなり前にこの石碑が
立っており、石鳥居址とあり、
かっての規模の大きさが想像される。

台輪鳥居と楼門

   高座神社のフジキ
天然記念物に指定されているようだ。
我が女房はこれを高座神社のフシギと
読んで、盛んに首を傾げていました。

二の明神鳥居と拝殿

小さな注連縄を繋げてゆく、結構珍しい物。
注連縄様によれば鳥取地方に多いらしい。

ライオン顔の狛犬。
南天の陰でかくれんぼ

鹿避けの為、玉垣の扉を開けて拝見。ます組が見事。

後ろの岩か、山に向かって建つ鳥居

紅葉の中の摂社