鴨神社

丹波市市島町梶原 (平成14年11月24日)

 京都や奈良の賀茂神社と、何らかの係わりが有るのだろうと思い訪れました。
 創建は分かりませんが、御祭神は鴨別雷神で、京都の上賀茂神社の御祭神と同一神です。この神様は、山城国風土記には、賀茂建角身命の娘・玉依日売が、石川の瀬見の小川で川遊びをしていた時に流れてきた丹塗りの矢を、持ち帰って寝床の近くに挿しておいたところ、身籠もって生まれた神様と書かれています。不思議なお話があるものですね〜。そして、この賀茂別雷神の成人の祝いで、八尋の家を造り、八戸を固めて、八腹に酒を醸造して、人々をつどい集め、七日七晩の宴会をしたのち、祖父が、「お前のお父さんにもこの酒をあげなさい」というと、賀茂別雷神はお酒を持って屋根を突き抜け天まで昇っていきました。そこで、この子の父は火雷神という神様であることが分かったのだそうです。
(のりちゃんず 願い事別神社紹介参照)

 神社から遠く離れたとんでもない所に一の鳥居が有りました。
そばの大銀杏はご神木の様です。

二の鳥居と楼門

拝殿

天を仰いで高らかに笑う尾立狛犬。姿勢が良いですねー。

本殿

摂社・柿本神社

眼、耳、鼻とそれぞれが大作り浪花尾立狛犬、
台座に花を散らして高貴なお生まれか。