阿陀岡(あだか)神社

丹波市春日町多利池尾(平成14年11月24日)

広々としていて落ち着いた良い感じの神社でした。

鳥居

参道

拝殿

拝殿の鷹の彫刻

本殿

垂れ眼のうなだれ吽狛犬

眼を細めて笑う阿狛犬

浪花尾付狛犬

 由緒によると、この神社は創建は不詳ですが式内社で、伝説では、欽明天皇即位三年(五八三年)春日部乙身勅命により幣物を奉ったといわれ、千四百年以上も昔から鎮座されていた古社です。
 御祭神は吾田鹿葦津比賣命(アタカアシツヒメノミコト)=木花咲耶姫で、安産の神として遠近の信仰を集めています。 また、相殿に八幡社、天神社を祀り福徳開運、厄除、交通安全、学問の神としても多くの信仰を集めています。
 社殿は、明応元年(1492)8月に再建され、元文4年(1739)7月の八朔祭の松明の火で炎上、寛保2年(1742)9月に新築竣工し現在に至りました。
 例祭として、毎年8月31日に八朔祭が行われ、これは高さ6尺(台を入れると4m近い)の大松明を燃やして五穀豊穣・家内安全を祝います。この大松明ですが、昔は棒アイスのように真中に棒を差しそれを皆で引っ張って立てていたそうですが、現在では高さ2mぐらいの台の上にクレーンで大松明を置いて奉納するそうです。