丹波篠山市今田町上小野原30 (平成31年4月3日)
東経135度08分06.08秒、北緯35度00分35.46秒に鎮座。
この神社は、JR福知山線・古市駅の西南西2km程の辺り、今田町上小野原の街外れに鎮座しております。
御祭神
由緒
この住吉神社は、小野原五ヵ部落の氏神で文保元年(1317)に摂津の国一ノ宮堺(大阪府堺市)住吉神社の分霊を移し、お祭りしたものです。神社創設の際、当地に居住する直系の孫を当人(とうにん)とする御当(おとう)の制度を定め、いっさいの祭事を行いましたが、時代の変遷に伴いその制度も逐次改廃、または簡素化されました。当神社の神舞(蛙踊り)は、御当の行事の一つで現在は10月4日の、よい宮に保存会が行っています。蛙踊りは8人で、衣装は紺の大広そでの素袍(すはう)に、つる・かめを白く染抜いたものを着、同じ模様のはかまをはき、3人は締太鼓を、5人はササラを持ち太鼓の音に合せてこれを鳴らし ヘイ ヘイッヘイッ カエロカエロ と言いながら飛んだり、はねたりする、きわめてそぼくな踊りです。また締太鼓の3人が扇子を持ってひとりづつ踊る、いづまいがあります。これは三礼九拝し三角形に飛び回るもので昔のままに伝えられており田楽の一種だと言う説があります。蛙の宮の名称は蛙踊りと神殿の丘が古墳式で、その形態が大きながまに似ているので、いつしか蛙の宮と呼ぶようになりました。
境内由緒書き より。
一の鳥居
神額
二の鳥居
三の鳥居と拝殿
拝殿石垣前の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
本殿
薬師堂 | 末社 |
聖神社 | 若宮社 |
末社