追入(おいり)神社

丹波篠山市追入166 (平成31年4月3日)

東経135度07分24.04秒、北緯35度06分28.18秒に鎮座。

この神社は、JR福知山線・下滝駅の北東4km程の辺り、追入の街外れに鎮座しております。

御祭神 火之迦具土命

由緒
創立年不詳。明治6年(1873)、村社に列せられる。
兵庫県神社庁公式サイト より。

「むかしむかし、一人の神様が鐘(金であったかも…)を盗んでにげていったと。そして、それを追っていく神様がおったと…。この鐘(カネ)を持った神様は、とうとう峠を越して氷上郡の小倉まで行かれたそうな。一方、これを追う神様は坂の下まで来たとき、とうとう夜が明けてしまったそうな。二人の神様は、その場所に鎮座あそばしたのじゃ‥・。
追っかけた神様を祭る神社を「追手神社」といい、小倉の神様は刈野神社という。この神社は、元の名を鐘野神社というそうじゃ。だから、鐘を持って越えた山を「金山」、また越えた坂を「鐘が坂」というんじゃと…」。
丹波篠山市公式サイト より。

地名の由来になったといわれる追入神社は、集落北方の山中に祀られていた聖権現と愛宕社を明治41年(1908)に合祀し、大正元年(1912)に現在地に移したもので、祭神は聖権現の熊野神、愛宕社の迦具土神、稲荷神の宇迦御魂神である。のちに刈野神社も追入に迎えられ、いまの追入神社になったようです。

参道入口

参道

拝殿

拝殿前の出雲型狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿内部

本殿

本殿前の狼


末社