秋葉神社

丹波篠山市波賀野新田145-1 (平成31年4月3日)

東経135度09分35.20秒、北緯35度01分10.42秒に鎮座。

この神社は、JR福知山線・古市駅の北東300m程の辺り、波賀野新田の街中に鎮座しております。

御祭神 迦具土神

由緒
秋葉神社の御神体は(火之神迦具土神)で、火伏せの神様です。これは山の神(天狗)が水の神を使役し、火を消すと言う信仰によると言われている。村の伝承によると、現在の古市小学校の裏山に波賀野新田の氏神として鎮座されていたのが明治12年(1879)頃、今の処に遷宮されたというり(敷地跡あり)
境内に合祀されている小社は八坂神社、出雲大神、大黒主大神、天満宮、庚申、正一位稲荷大明神があり、出雲社には、「分化」、庚申碑には、「文政」石灯篭には、「天保10年8月」とあることから、1804年〜1842年頃に祀られたものが、明治末期から大正初期におこなわれた神社合祀の奨励により、この地に遷座合祀されたものとうかがえる。
昭和60年(1985)9月7日本殿、拝殿、小宮殿老朽のため改修委員会を設立、昭和61年(1986)7月20日大改修が終わり氏子全員で奉祝祭を盛大に行った。
秋葉神社の例祭は2月18日、7月18日、10月18日、に近い日曜日におこなわれる。

篠山藩郷倉(秋葉神社境内)
波賀野新田は篠山藩三大郷倉の一つがあり、年貢米の集積と管理がおこなわれ、宿場街を形成し、多くの商売でにぎわった所です。明治維新後(明治6年〜7年)郷倉は解体売却され、明治18年(1885)跡地に篠山警察署古市分署が設置されました。神社の前の道が少し膨らんでいるのは、郷倉に年貢米を運び込む時の車寄せの名残と伝えられています。
境内由緒書き より。

神社入口

境内

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

神額

本殿覆屋

本殿


庚申塔・天満宮・大国主大神・(愛宕神社・天照皇大神・八坂神社)

稲荷神社