波豆(はず)八幡神社

宝塚市波豆谷田東掛2 (平成31年4月2日)

東経135度17分11.40秒、北緯34度54分15.55秒に鎮座。

この神社は、JR福知山線・道場駅の北東5km程の辺り、神戸水道千刈水源池の北側湖畔に鎮座しております。

御祭神 誉田別尊・建御名方命

由緒
本殿は応永10年(1403)に再建。
摂津源氏の祖、源満仲公の弟、鎮守府将軍部輔源満政公連立と伝える。満政公は晩年宮職を退されこの波豆の里に隠棲諏訪神社の神宮寺、金福寺に入り律師満政を号して佛道に精進。童子が宝珠を捧げ持って現れ「此の宝珠は護国の珠ふり請う以って垂迹の印をませ朕はこれ八幡麿なり」と満政公に手渡すと忽然と消え去りし時、満政公その他に跪き謹んで宝珠を奉載し宮社を築き自から一刀三拝の禮をもって神影を彫刻し社奥に御祀した。
波豆の里は古く波豆千軒波豆八ケ寺と呼ばれ、大変殷賑をきわめた。里人は氏神として諏訪の神誉田別尊、建御名方命、建姫宮命を奉齋する。この宮地に八幡神垂迹の由縁を以って創建された。波豆八幡神社は後世の源一族が氏神として八幡神を尊び戦の神として武人の信仰を高め八幡信仰の「源地」といえる。
境内には湖底に沈んだ金福寺の三尊種子板碑、宝篋印塔、五輪塔等の石造文化財が安置。石鳥居は応永33年(1425)の銘がある。
兵庫県神社庁公式サイト より。

参道入口

参道

鳥居

拝殿

本殿覆屋

本殿


末社

鳥居前の風景

神戸水道千刈水源池