三田市酒井50 (平成31年4月2日)
東経135度16分12.42秒、北緯34度57分19.89秒に鎮座。
この神社は、JR福知山線・広野駅の東北東7km程の辺り、酒井の街外れに鎮座しております。
主祭神 下照比売命・天稚比古命
由緒
古代から祀られ平安時代の『延喜式』に記載された式内社。中世には多田源氏の高平地域の惣社とされ、近世には摂津麻田藩領になり藩主青木氏の祈願所とされた。
拝殿上の京都宝鏡寺門跡尼より寄進された社号額には「正一位荷月大明神」と書かれており崇敬を集めていたが、江戸時代中頃幕府寺社奉行の命を受け延喜式内社を調べた儒学者並川誠所により誤りが訂正され、鳥居横に「高売布社」と刻まれた新社号石が建つ。
本殿は桧皮葺一間社流造(国重文)、永正10年(1513)に再興上棟。草花を主題にした優れた彫刻装飾のある貴重な建築物。木造狛犬(国重文)はカヤの一木造で永仁5年(1292)の墨書がある。拝殿に奉納された絵馬は保存状態よく、三十六歌仙絵額、神功皇后遠征図、遷宮図など多彩である。
境内由緒書き より。
神社入口
境内
拝殿
拝殿内部
本殿
本殿玉垣内の狛犬。拡大写真はこちら。
（年代不明）
戎神社
稲荷神社
少し北の御旅所
