伊伎佐(いきさ)神社

美方郡香美町香住区余部2746-2 (令和2年9月18日)

東経134度33分34.65秒、北緯35度38分54.54秒に鎮座。

この神社は、JR山陰本線・餘部駅の北400m程の辺り、香住区余部の街外れに鎮座しております。

御祭神 伊弉諾命・彦座王命・出雲色男命・天兒屋根命・應神天皇

由緒
文武天皇の御代、慶雲4年(707)7月、諸國に悪疫病が流行す。時の天皇は諸國に神祇を祀ることを命じられし時、美倉大領椋椅連小柄 彦座王命をここ伊岐佐の丘に勧請したことに創まる。今より約1280年前のことである。
更に天平7年(735)には伊弉諾命を勧請し、主祭神とする。
嘉祥4年(851)正月27日時の神祇官より、「正六位の上」が授けられ、数少ない延喜式の小社に列し延喜22年(922)春3月には、奉幣の儀あり官社となる。
又、文永7年(1270)夏、異国(蒙古)来襲と聞き、武神男山八幡宮の御分霊、中臣氏の祖天兒屋根命を勧請し、異賊退治の祈祷式を行ふなど由緒ある神社である。
境内由緒書き より。

参道入口

境内

社殿

石段左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)


稲荷社・三柱社

石祠